現在、コロナ禍による影響を受け、卸先が営業自粛対象となり出荷できない状況となっております。
果樹園が出来ることは、大切に育てた果物を皆さんにお届けすること。
廃棄も問題になっている中、私は採れたての福島の旬のおいしさを一人でも多くの方に味わってもらうため、母の実家の果樹園を出来る限りサポートしたい!と言う気持ちで取り組んでおります。
まるきん果樹園は家族だけで営む小さな農園ですが、安全・安心な低農薬の果物をひとつひとつ手作業で丁寧に育てています。
太陽の光をたっぷり浴びて育てられた果物は本当に美味しいものです。
新鮮とれたての状態で皆様にお届けいたします。
関東地域は発送翌日、その他の地域は発送2日後に到着予定です。
*天候や気温により出荷日が変わりますので、お届け日の指定はできません。
松尾芭蕉が訪れたと言われている飯坂温泉街を抜け、そこから車で10分ほどの長閑な山間にまるきん果樹園があります。
伯父の佐藤進さん。果物づくりのプロフェッショナル。
とても78歳には見えません(笑)
伯父の息子の佐藤伸一さん。
「おいしかった!」と言われることが何よりの励みになります。
全国生産の20%を占める桃は「くだもの王国ふくしま」を代表する果物です。
まるきん果樹園は私の母の実家、福島県福島市飯坂町にあります。
「まるきん」と言うのは、この農園の創始者である母方の祖父の名前が金太郎と言う名前で、当時は「○」の中に「金」と書いて「まるきん」と呼んでいたそうです。
現在は母方の伯父と、伯父の息子さんが園内を管理しています。
夏期はもも、冬期はりんごを主に育て全国に出荷しています。
子供の頃、休日になると母と一緒に農園へ遊びに行き、夏は雑木林のなかを探検したり、冬はそり滑りをしたり、、、
のどかで自然に囲まれたこの場所は、幼い頃から私の成長を見守ってくれていました。
思い切り遊んだ後は、伯母に桃やりんごをお腹いっぱい食べさせてもらい、庭の畑でとれた野菜をたくさんお土産でいただいて帰っていました。
現在私は福岡・北九州に住み、実家の福島に帰省することも、農園へ遊びに行くことも減ってしまいましたが、今でも懐かしい良い思い出です。
東日本大震災が起きた2011年、福島県は震災被害と風評被害を受け、大変な状況でした。
「遠く離れた故郷へ何か自分が出来ることはないか??」
「子供の頃から大好きだった農園を風評被害から守りたい!」
「福島のおいしい果物をたくさんの方に知っていただきたい!」
この思いをきっかけに、まるきん果樹園の果物の販売をスタートしました。
そして2020年。震災の危機を乗り越えたと思いきや、またもや危機が。。。。
新型コロナウィルスによる影響は農園にも大きな影響をもたらしています。今後もどうなっていくのかまだまだ不安です。
人は、おいしいものを食べると笑顔になります。
笑顔は人を幸せにします。
新たな危機を乗り越える為、
皆様に笑顔をお届けする為、
私は今日も母の実家の農園を思いながら、「今できること」と向き合い、活動していきます。